落語っこ

日記ニッキ。っき。書きたいこといろいろ溜まってるのだけど、今回は落語のこと。

5/7(火)の女医会(落語会)ありがとうございました。3月から毎月開催しているこの会、お客さんの数は1回目が4人、2回目が3人、3回目(今回)が1人。細々と、ひっそりやっています。毎日元日という食堂をやっている女医師匠とも話しているのが「お客さんって来ないよね」ということ。そりゃそうだ、得体の知れない店ないしイベントには人々は行かない。あと「毎月やってるなら別に今回行かなくてもいいか」ともなる。様子見ですね。月一開催のイベントは特にこうなりやすいのかも。以前、夜学バーというお店で月に一度、ルージュマジック^_^プリキュアというのをやっていたけど、初回はやはりお客さんが多くて、だんだんゆるやかに減っていった。そういうものなのです。毎月やってるからいつ来たっていいけど、いつまで続けていくかは分からないよ!とりあえず続けていこうとは思ってるけどね。来てくれたら嬉しい、ただそれだけ。「それならお客さんが来るようにもっと工夫して宣伝すればいいだろ」と言われちゃうかな。そうだよねえ、むにゃむにゃ、ニャゴニャゴ。

今回の演目は、ナイチンゲール天狗裁き」(古典)、癲狂兄さん「後生鰻」(古典)、女医師匠「ダミアンのちんちん」(新作)。「天狗裁き」をやってみた感想としては、今後はもうこの噺はやらなくてもいいかなあ。この噺は登場人物が多い。主人公の八五郎と、妻、隣家の男、大家、奉行、天狗の計6人。八五郎のもとへ5人が入れ替わり立ち替わりやってきて、同じような会話のやり取りを5回繰り返すのがこの噺の構成。噺を覚えるために、音源を繰り返し繰り返し何十回も聞き、その後やっと自分で発声して練習する。もうもう聞くのも演るのも飽きてしまった。だからナイチンゲールの「天狗裁き」は今回が最初で最後だったかも。あとこれは女医師匠とも話していたのだが、「自分は古典落語やらなくてもいいかなあ」ということ。古典をやるのが好き、古典をやるのが上手な噺家なんて他にたくさんいる。わざわざ自分も古典をやる必要はないし、自分がやるなら新作落語をやったほうがより面白いかなと思う。とは言っても新作を考えるのってすごーく大変なのだ。今回の女医会も新作やりたかったっちゃやりたかったんだけど、新作を用意する時間的余裕が無かった。次の女医会は新作やりたいです。がんばります。

やりたいことは落語だけじゃなくて、今年始めるお店の準備とかとにかくいろいろある。やりたいことがたくさんあると、働いてる場合じゃないよなあとつい思ってしまう。まあちゃんと働くけどね^_^

今後の落語の予定としては、5/29(水)10時〜 居場所カフェはんぞう(新潟大学の近く)にて初夏寄席落語。カレー・ドリンク付き600円。食事の用意もあるから、行きたいよー!って人は事前に私に教えてね。6/4(火)19時〜 毎日元日アイロニー演芸場にて女医会。8/18(日)夜 ひとはこBace(新潟市中央区の私設図書館)にて落語会。予定たくさんで嬉しいな^_^

ワクワクとキラキラ

最近「引越し」というビッグイベントを無事終えた。今月は主に、引越しをした影響でずっとバタバタしており日記の更新が(以下略)。どこに引越したかというと、おんなじ新潟市内での引越し。一人暮らしを卒業し、パートナー(!)と二人暮らしを始めた。新生活!人生の新章の始まり。船に乗り込んだ気分だ。どこへ向かうのか分からない、大きな旅。新たな挑戦でもある。挑戦といっても特に気負うこともなく。船なんてどこへ進んでいくか分からないからな。ハハハ。実際いろいろなことが日々変化していて、私の見えている世界の色がよりカラフルになったような感じがする。去年〜今年1月まではあんまり色が無かった。それも白と黒とグレーの無彩色ばかり。今は違う色も見える。そしてキラキラしている。私はがくえんゆーとぴあまなびストレート!というアニメが大好きなので、作中に出てくる「ワクワク」と「キラキラ」という言葉が大好きだ。「ワクワク」と「キラキラ」はどちらか片方だけではなく両方あるほうが尚良い、と今日気付いた。「ワクワク」だけだと、燃料が無くなった時に動けなくなってしまう。でも「キラキラ」もあれば続けていける。私に「ワクワク」と「キラキラ」を与えてくれているパートナーには感謝である。

ここからは今月の出来事をダイジェストで。まず落語関係でいうと、4/10(水)女医会。私は直前に風邪を引いてまともに練習できなかったので欠席。落語できない代わりにお客さん用のご飯を作った。自分の料理をお店で出して、それをお客さんに食べてもらう、という初めての経験。お店やさんごっこ!ちなみにこれを書いている今日(4/30)も毎日元日でご飯を作った。ごっこだなあとしみじみ思う。4/24(水)は新潟市東区のたんぽぽカンパニーという障がい福祉事業所で高座。「落語は(聞く側にとって)難しいかも」ということで別の芸を。何をするか当日朝までずっと悩んで、私は一人パーソナルカラー診断と、カリンバ演奏をした。カリンバは本番の一週間前に購入して初めて触り、ちょっと練習して『おおきなくりのきのしたで』を弾けるようにしておいた。終わった後、他の曲のリクエストを頂いたので、次呼んでいただける時までにまた練習しよう。カリンバはサイズも音も小さめなのでとても手軽で、楽器初心者の私にはよく合っている。いずれはカリンバ弾き語りや、カリンバ漫談などもやりたい!絶対面白いもんね。ちなみに、この日は女医師匠も出演(飛び入り参加)した。師匠は高座で電気を点灯させたり、トランペットを吹いたりしてた。めちゃくちゃ面白かった。ある意味、何をやっても許される自由な場だったので私も師匠も好き放題やってきた。遊びだから楽しいし、何でもできるなあとも思える。落語(高座?)以外だと、舞台リア王を観劇したり、コシノジュンコ展を観に行ったりした。コシノジュンコ展、個人的にすごく刺激を受けたのでそのうち日記に書くかも。

最後に告知!5月の女医会(落語会)は5/7(火)19時〜やります!場所は毎日元日 アイロニー演芸場。誰でも聞きに来れるんだからね。みんなに会いたいよ。みんなとはあなたのことだよ。よーし、落語がんばるぞー^_^

だって愛は半端ないじゃない

4月に入ってから日記を全然更新できていない。やることがいっぱいあるのだ。おまけに上旬は風邪引いてたし。かといってこの日記を書くことは私にとって大事なことでもあるから、あまり後回しにしたくないし、ここ最近は書く時間を確保できないことにストレスが溜まってきた。やっと時間ができたのかというと別にそうでもないのだけど。今は4月20日の15時半頃。エトアール終わりに大好きなカフェへ。本当はまっすぐお家へ帰っていろいろやらなきゃなんだけど。でもここに寄って、一度体と心の充電をしたほうが絶対に良い、と私の中の私が言ってる。このお店で過ごす素晴らしい時間のおかげで、私は生きていられるのだ。…大袈裟ではなく。「春の夢」という紅茶とミモザケーキを頂きながら執筆している。めちゃくちゃ美味しいです。

さて、日記をなかなか更新できていないので、書きたいことはたくさん溜まっている。最近のことを簡潔に。まず今日のことでいうと、大親友が旦那さんと一緒にエトアールに来てくれた。何度でも書くけど、友達や知り合いが自分の働いているお店に来てくれるのは超嬉しい。ありがとう。最近は月1〜2ペースでいろんなお友達が(偶然含め)エトアールに来てくれている。幸せ者である。あと、これは本当〜〜に恐れ多いことだが、「あなたの笑顔が見たくて」と言って来て下さる常連のお客様もいる。勿論、友達や常連のお客様に来てもらえるのは、エトアールが素晴らしいお店であるという大前提の元ではある。ここで働き始めて9ヶ月くらいだけど、本当にやっと最近、自分がエトアールというお店に馴染んできたような気がする。違和感なく、お店の一部として。働き始めの頃と今とでは、働いている時の心持ちが全然違う。以前はただのバイト(=労働)としか捉えていなかったけど、今はここで働くことがいつも楽しくてしょうがない。これは自然に変化していったのではなく、自分の中での意識を変えてみたのだ。ざっくり言うと「楽しむこと」「愛すること」を日々意識している。楽しもうとする姿勢の有無で、物事の楽しさは大きく変わってくる。そして「愛すること」。対象はあらゆるもの。人(お客さん、同僚、取引してる業者さん)、物(食器、テーブル、椅子など)、空間、時間。「愛を与えると、愛は自分に返ってくる」と思う。誤解を避けたいのでちゃんと書くが、「愛されたい」という見返りのために私は愛しているのではない。「愛する」ということ、それ自体が美しく素晴らしいし、「愛が返ってくる」時、本当に幸せを感じる。仕事の楽しさにも繋がってくる。

”愛”についてはかれこれ4年くらいずっと考えている。”愛”こそが自分の人生のテーマの一つだなとも思う。私は”愛”という概念(?)がとてつもなく好きなのだ。人への愛、モノへの愛。ここ数年でものすごく好きになった人物は、共通して「愛に溢れている人」という特徴がある。例えば、尊敬しているイメージコンサルタントのS先生や、俳優でアーティストの入野自由さん。S先生は、クライアントや生徒、家族、仕事など、あらゆる人やモノへの愛が凄まじいし、行動がそのまま表れている。私はこの先生からイメージコンサルティングを学んだのだが、授業で初めてお会いした時のことを忘れられない。とにかく「この人はすごい!」と直感し、この人について行こう、と思ったのだ。そしてもう一人、入野自由さんに関しては、私が高校生の頃(2015年〜)から彼の歌う曲が好きなのだが、特に2019年以降の曲がものすごく好きだ。2019年以降、”愛”をテーマにした曲がたくさん出ている。素晴らしい曲ばかりである。最新のシングル『愛さずにはいられない』、音楽サブスクで聴けるので興味ある方はぜひ。

うーん、もうあっという間に16時半だ。そろそろ帰ってやるべきことをやらねば。実は明日引越しを控えているのだ。まだ荷造り終わってない。ひゃー。

ボロボロナイチンゲール

コホコホ。先週の水曜日くらいから風邪を引いてしまって咳が止まらない。熱は一度も出てないし、咳以外の症状も特に無く軽症。けどこの咳の症状が悪化せずとも、また良くもならない。風邪を引いているせいか、春バテ(調べてみたら夏バテだけでなく春バテもあるらしい)なのか、どうも消化機能も弱っている気がする。食欲もあまり無い。季節の変わり目という体調を崩しやすい期間と、ここ最近の忙しさがバッティングしてしまった。まあ油断して体調管理を怠ってしまったのが悪いのだが…。うーん、咳が止まらないので落語の練習が思うようにできない。明後日10日は女医会(落語会)に出るつもりだったが、こりゃ厳しいかも。喋るとやっぱり咳が出るし、喉への負担も大きい。女医会お休みする場合は明日(9日)のうちにXとインスタでお知らせしようと思う。もし私がお休みするとしても、演者は女医師匠と癲狂兄さんのお二人がいるのでご安心を。元気っちゃ元気なんだけど落語できないのが辛い!頑張って覚えてるのにー。体調不良ナイチンゲール、不甲斐ない。明日病院行ってお薬貰ってこよう。

実は風邪を引いただけでなく怪我もしてしまった。いや、これも軽傷ではあるが、右手小指の突き指。昨日は新潟県知事杯というかるた大会に出場していて、3位入賞!したのだが、試合中に相手の手と接触して突き指してしまった。競技かるたに突き指は付き物。特に私は自分の手の出し方が悪かったり、手に力が入りすぎたりしていて突き指しがち。怪我をするとかるただけでなく、日常生活や仕事においても大変不便だ。たかが小指、と思いきやこれがまあ辛い。字を書くのも、物を持つのも痛くてしょうがない。今日仕事してる最中にたぶん悪化したので、明日大人しく病院行こうと思う。きっと折れてはいないけど、あまりにも腫れが酷いので。なるべく突き指をしないようなかるたの取り方を練習しないとなあ。かるたを始めた高校生の頃から何度も突き指している。まあ過去に、大会一週間前に右手(利き手)を突き指して、左手で大会出たら優勝したっていう個人的伝説もあるのだが…。当時は高校生で勢いもあったし、今急に左手で取ろうとしたって昔のように上手くはいかないだろう。それに怪我はしないに越したことはない。あと、もっとかるた強くなりたい。というか、もっと強くなれるだろうなあと思う。強くなりたいのは自分のためでもあるけど、それ以上に後輩の育成に役立ちたい、という思いが強い。練習日によっては、参加者のうち私が一番年長であったり、一番の上級者だったりする。つい最近まであまり実感は無かったけど、もう既に「指導する側」の立ち位置になってきているのだ。それならば、やはり強くなりたい。自分も、みんなのことも強くしたい。

それにしても身体が弱ってるとナイーブになりがちだ。やっぱりちょっと落ち込む。ウー。ウー。元気になりたーい!

女医会チラシ完成/女神的影響

4月1日。新年度だ。といってもフリーターの私にはあんまり関係が無いのだけど。でも「新年度なんだなあ」とは結構意識してしまう。実際5年前まで学生だったし、その後は3年くらい公務員だったからその名残りかも。

まず告知。第2回女医会を4月10日(水)19時〜、毎日元日という場所でやります!今月は第一火曜日じゃないから気をつけてね。チラシ完成したからXとインスタにあげた。今回のチラシは私が作ったから良かったら見てね^_^ 女医会は落語やるよ。古典落語をこれから覚える。時間ないー。ひー。がんばる。

最近よく考えているのは”影響”について。前にも書いたかもしれないが、私という人間は今まで出会ってきた人・もの・出来事でできている。これまで出会ってきたさまざまなものに影響を受けて、今の私がいる。仮に、影響を受けやすい人/受けにくい人 と分けるとしたら、私は断然、影響を受けやすい人だ。素直で良い子だから結構いろんなことを真に受けてしまう。特に今日はエイプリルフールだから、あらゆる嘘を見聞きしてちょっぴり脳が疲れてしまった。詐欺られ師にエイプリルフールは酷なのである。話逸れたけど、”影響”について。私は自分が関わる人やものから本当にたくさんの影響を受ける。読む本、聴く音楽、行く店、思考、喋り方の癖、使う顔文字…挙げたらキリがない。「あの人に出会って人生が大きく変わったな」みたいなことはよく考えてしまう。だって実際そうだから。そして私も、きっと不特定多数の誰かに、何かしらの影響を与えているのだ。その影響っていうのは些細なことから大きなことまであるだろう。自分が他者に与えうる、その”影響”というものがちょっぴり怖い。極端な話、私と出会ったことによって、死にたくなる人だっているかもしれない。逆に、生きる希望を与えることだってありうる。私はインフルエンサーでもない、ただの一般人女性だけどね。大袈裟な話に思われるかもしれないけど、本当にそうだと思うのだ。他者へ与える”影響”を考えた時、ポジティブな影響とネガティブな影響だったら断然前者のほうが良いだろう。結局私は、生きているからには少しでもこの世の中の役に立ちたいのだ。ちっぽけな人間にできることはとても限られているだろうけど。私がかねてから言い続けている「女神になりたい」という言葉は、そういうことでもあるのだ。

今年もかるたー/次回の女医会

気づいたらもう3月の下旬だ。今月もなんだかんだバタバタとしていたが充実していた。4月はもっと忙しくなるかも。というのも、私は来月から新生活が始まるのだ。これについてはまた別日に日記に記す。

全日本かるた協会への登録を来年度も更新することにした。1年ごとに更新なのだが、ここに登録しておかないと全国各地で行われる公認大会(通称:全国大会)に出場することができないのだ。かるた以外にも仕事、落語、自分のお店……やることはたくさんあるので、学生の頃のようにたくさんの大会に出ることはできないだろうけど。去年は4つの公認大会に出た(4月酒田、5月仙台、10月新潟、11月佐久)。新潟県の県大会には2回(4月県知事杯、7月弥彦神社)出た。本当は9月にも三条市で毎年県大会が行われているのだが、去年はすっかり忘れていて出られなかった。県大会は毎年この3つ開催される。いずれも過去に優勝、入賞経験があるので思い出深い。去年は4月の県知事杯でA級優勝した。県大会のA級(かるたは強さごとにクラス分けされており、A級が一番上!)で優勝するのはこれが初めて。去年の4月というと、東京から新潟に戻ってきたばかりで、かるたも復帰したての頃。我ながらよくやったなあと思う。その県知事杯が今年は4/7(日)に新潟市の天寿園で開催される。2週間後。もちろん出場するので練習頑張らなければ。

話変わるが、落語を始めたことによって前より明るくなったと以前日記に書いた。しかし変化はそれだけではなかった。1つは、普段話す時の声が若干大きくなった。大きくなったとはいっても、うるさいっていう音量ではないはず。元々通る声ではあるが、またさらに通りやすい声になった気がする。でも今よりもっと昔、小さい頃はかなりの引っ込み思案で、声も小さくボソボソと喋るような子供だったはず。着実に、ずっと成長し続けている。変化その2は、ちょっと痩せた気がする?ってこと。ここ最近の食べる量も運動量もさして変わっていないのだが、明らかに体(主に上半身)が引き締まって見える。落語で10分20分と一人で喋り続けるというのは結構大変で、終わった後はどっと疲れる。数字では大したことないのかもしれないが、ある程度カロリー消費しているのだろう。落語は楽しいからやってるのだけど、思わぬ副産物があって嬉しい。私のこと見てたらみんなも落語やりたくなっちゃうかもね^_^ あ、次の高座は4/10(水)です!女医会!毎月第一火曜日とお知らせしておきながら、4月はちょっと予定変更です。チラシはこれから用意する!誰でも聞きに来れるよ。けど、「行くよ!」って人は事前に教えてくれるとありがたいなー。場所は毎日元日。19時くらいから。よろしくね^_^

栄養補給

今の自宅から一番近くにある喫茶店でランチ。ここは大抵いつもおかずが6〜7品とごはん、味噌汁、デザートがついて500円。コーヒー付きで600円。価格破壊。ママさんのお料理は野菜と愛情がたっぷり。ファンも多い。このお店がある限り、そして近所に住んでいるうちになるべくたくさん通っておきたい。

ここのランチは体にいい。野菜がたっぷりで味付けも優しい。ママさんのお人柄も素敵だ。体も心も満たされる。

私は店師なのでいろんな店に行く。主に喫茶店が多く、それ以外だと「ここは」と思った店には行く。古本屋、食堂、バーなど。とは言っても行くお店の9割は飲食店である。しかし私は正直、食べ物・飲み物に関心やこだわりは無い。だから「ここのラーメンが食べたくて」みたいな動機を持って外食することもほぼ無い。じゃあどうしてわざわざ店に行くかというと、いろいろ理由があるがその1つとして「栄養補給」というのがある。食べ物の栄養の話ではなく、その店に行って得られる心の栄養みたいなもの。素敵な空間にいると、自分の体の中に養分みたいなものが流れ込みじんわりと染み込んでゆく、そんな感覚になる。そして素敵な空間(店)には、素敵な人達(お客さん)が集まるものである。

以前(2022年)にもこの「栄養補給」について書いていたので引用する。↓

夜学バーでのいろんな人達との関わりは、普段の閉じた人間関係の中だけでは味わえないような新鮮さや学びがあり、私の心に栄養を与えてくれるものでした。この栄養のおかげで、私は少しずつですが確実に、素敵な人物に育っていっていると思います。言うなれば、自身の栄養補給のために定期的に通うようになったのかもしれません。夜学バーに行ったほうが自分のためによい、と無意識に判断したのだと思います。

東京・湯島の「夜学バー」というお店で店番をしていた時期があるのだが、これは初登板前に書いた挨拶文的な文章の一部分。ホームページをこちらにコピペしたら、字がそのままピンク色になりました。かわいいページなので良かったらご覧くださいませ。http://ozjacky.o.oo7.jp/brat/precure.html

東京に住んでいた頃は夜学バーにたくさん通ったし、新潟に引っ越してきてからも上京の際には必ず立ち寄るようにしている。それほど大好きなお店なのだ。

夜学バーをはじめ、大好きなお店は他にもたくさんある。どれも愛すべき、私にとって必要なお店たち。私も今年、自分の店を始める予定だ。誰かの「栄養補給」になれるようなお店を自分でできたらこんな幸せなことはないだろう。