変わりゆく

出勤前、お家で紅茶を飲みながら日記を書く。普段お家でお茶を淹れることなんて滅多にないし、基本お家では水しか飲まない。けど、急にお茶を淹れたくなったのは、最近岡田淳さんの『ふしぎな木の実の料理法』を読んだから。お茶を淹れるシーンがやたらと多い。この本の世界ではお茶を淹れることは当たり前なのだ。私もやってみた。やってみると心は落ち着くし、心の余裕が生まれるような感覚。お茶を淹れて飲むことって素敵なことな気がする。誰かと一緒に飲んだらもっと素敵だし、世界は輝く。

この日記にしては珍しくだいぶ詩的なことを書いたなあと思う。自分の日記をたまに読み返すと、余裕の無さみたいなものが文章から感じられる。単純にここ1ヶ月忙しかったってのが大きいんだろうけど。もう少しゆったりとした文章を書きたいなあとは思う。

最近は自分のさまざまな変化に少し驚いてしまう。まず第一に、心身ともにめちゃくちゃ元気ってこと。正直、去年はずっと暗かったしあんまり元気じゃなかった。けど今年2月に落語を始めたあたりから、すごく元気になってきた。前より随分明るくなったし、人とのコミュニケーションも増えた。最近はバイト先のお客さんに自分から話しかけちゃったり。落語パワーを感じてます。

あとは、自分の気持ちや考え方も変化したなあと思う。昔の自分だったら絶対やらないようなことを今はやってみたいと思ったり。今年は大きな動きのある一年になりそうです。って、よくよく考えると去年も一昨年もいろいろなことやってたから常に目まぐるしかったんだけど。平凡な日常に耐えられない性分なのだろう。

考え方が変わったのは、生きてきたから。いろいろな選択をして、あらゆる人や物に影響を受けて、そして今の自分がある。これからも生きている限り変化してゆく。何かに固執せず、しなやかにのびのびと生きたい。