共狂

最近の日記がほとんど落語のことになっちゃって申し訳ないなー。でもまあこの日記自体、別に誰かに読まれたくて始めたわけじゃないしなー。無料で読めるんだし申し訳なく思う必要はないか。プレッシャーは捨てて、ほどよく手抜きをしながら日記書きます。

落語書き進めました。7割くらいは書けた。あとはオチをつくる。でもそのオチを考えるのが非常に難しい。思いつかぬ。でも明日には全て書き終えて練習に入りたい!7割くらい書いた未完成の落語を、一人狭い部屋で口に出してみた。ここ数週間必死こいて私は一体何をやっているんだ?こんなことをやって何の意味があるんだ?いかん、正気に戻りかけた。危ない危ない。狂い続けないと落語などやってられない。別に意味などないのだ。必死こいて人生の暇つぶしをしているだけ。それがいつか結果的に「意味」としてたまにひょっこり顔を出してくれたらラッキー。「狂い」のメンテナンスがてら、毎日元日行って夜ご飯。師匠にいろいろ相談して、とりあえず出囃子は決定した。大好きな曲をかけます。

もしかしたら前にも書いたかもしれないけど、一緒に何かをやってくれる人がいるのは本当にありがたいことで。「一緒にやりませんか」って言ってくれる人が運良く周りにいて、何かを始めることも多い。自分に自信がないから、本当はやりたいと思っていることもなかなか決断できなかったりするんだけど、こういう時にお友達にものすごく助けられる。みんないつもいつもありがとう。

自分が思う「つまんねー人間」になりたくなくて必死にもがいている。公務員を辞めたのもそう。公務員になって半年経った頃に、「このまま定年まで公務員として働くだけじゃ、どんどんつまんない人間になっていってしまう」と危機感を覚えた。今はフリーターだが、ただフリーターをやるだけじゃダメだなと勿論自覚している。しかし去年の下半期はただのフリーターでしかなかったから日々焦りを感じていた。ボンクラなりに何かをやらねばいけない。そんな時に出会ったのが落語だった。かなみという人間が落語をやる、まずその事実こそがちょっと面白いんじゃないか?そう直感した。落語を始めるに至った理由は「藪医舎ナイチンゲール」という日記で書いたけど、こういうメタ的?な理由も実は隠されていたのだ。

つまんねー人間にならないために、意識的に狂う。でもずっと狂い続けるのって実際難しいのだ。だから同士のような人を見つけては会いに行き、仲良くなり、たまに一緒に踊ったりしながら共に各々狂う。一人じゃやっぱり寂しいし、たまに正気に戻りかけてしまう。だからこういうとこで自分の言葉を吐き散らす。誰か気づいて!というアピールでもある。