毎日元日

毎日更新…といきたいところですが、最近とても忙しいのと、書きたいことが多すぎて更新が追いつかないというのがあります。人目に触れる文章を書くことにまだ慣れていないのもあり、どこからどこまでを書き、どんな表現を使うのがよいか、読んでもらうにはどんな文章構成がよいか等々、いろいろ考えながら気を遣いながら書いています。文章を書くこと、表現することにこれからはどんどん慣れていきたいので、この日記はしばらく頑張るつもり。そういえば去年の日記は常体がほとんどだけど、最近の日記は常体・敬体が混じっている。所々で敬体になっているのは、人に読まれていることを意識しているからですね。気分で使い分けます。

あ、ちなみにですが私が過去に書いた文章も読んでみたい!という方がもしいらっしゃれば、こちらも覗いてみてください→

まちくた&かなみ 東京・湯島の夜学バー(brat) ※各種奨学制度あり

これは2022年に東京湯島の夜学バーという私の愛するお店で、月に一度お店番をしていた頃の文章です。お店に立つということに真剣に向き合っておりました。また、この時一緒にお店番をしていたまちくたさんの文章も読めます。面白いのでぜひ!

 

さてさて前回の日記の続き、毎日元日のことなどを書いてゆきます。軽くおさらいすると、毎日元日とは新潟市西区内野町にある食堂。民家の1階を食堂として開放しており、ほぼ毎日開いている。私は昨年12月末に初めて訪問(完全に家だから訪問と言いたくなる)し、これまで(〜2/6)に計3回行っている。内野には時折遊びに来てはいたが、私の家からは少し遠いので2〜3ヶ月に一度くらいのペースだった。そう考えると、最近はものすごいペースで通っていることになる。なぜわざわざ少し遠い内野町の食堂まで通っているのかというと、ごはんが食べたいからではなく、毎日元日という空間・場を味わいたいから。そして店主のスーパーフェニックスさんとお話がしたいから。私は彼のことを本当にすごいと思っている。彼を端的に説明すると、いろいろなことをやっている人。彼は昼間はサラリーマンとして働き、帰ってから毎日食堂を開ける。食堂の内装も自身で手掛けていて、来るたびに少しずつアップデートされているので面白い。またこの食堂のチラシを毎月作成している。全て手書きで、食堂のスケジュールだけでなく四コマ漫画や細かな装飾もあり、けっこう凝っている。ちなみに2024年のカレンダーも販売していて、私はつい買ってしまった。とても良いです。この間は手作りのフェニックスメダルというものも買わせていただいた。メダル部分が木で、チェーンはしっかりと重みがあるので、メダルよりもチェーンが重いという、なんとも不思議なメダルである。食堂以外のことでいうと、落語家(藪医舎女医)や探偵(超不死鳥探偵事務所)という顔も持つ。私が知らないだけで、他にもいろいろやっているかもしれません。ぜひ本人に会いに行って聞いてみてください。常人には到底思いつかないようなことを、スーパーフェニックスさんという人はやってのける。最近彼と落語の話をしていたら、「聞いている人を”裏切る”みたいなのをやると面白いよね」と言っていた。”裏切る”というのはもちろん悪い意味ではなく、「予想を裏切る」みたいなこと。”裏切る”ことの面白さは落語に限らず、彼の生き方にも表れていると私は勝手ながら思う。他人がやらないようなことをあえてやってみる、挑戦する人達のことが私は大好きで尊敬してしまう。そして私もそうありたいと思う。

あとはなにより本人がとても楽しそうなのである。気負わず、自由気ままにしなやかに生きる彼を見ていると勇気を貰えるというか、「私もなにかやってみよう」とやる気が湧いてくる。そう。なので。私はスーパーフェニックスさん改め、藪医舎女医師匠に弟子入りして、なんと落語を始めることにしました。落語を始める経緯については次の日記に記そうと思います。

いやはや、毎日元日のことやスーパーフェニックスさんのことを長々といろいろ書いてしまったが本人に怒られないかしら。たぶんこの日記を読んでくださっていると思うので、何かありましたら言ってください…。